【マジかよ】童話「わらしべ長者」がお金持ちになるためのヒント3つもあるの!?
最近子どもに読み聞かせするのに紙しばいで「わらしべ長者」を初めて見たのですが…、こんなにシンプルにお金持ちになるヒントがつまっているのか!
と思ったのでこれを書いている次第です。
参考になれば幸いでございまーす!
物語のおさらい
まずは「わらしべ長者」がどんな物語かおさらいします。
貧乏な男が観音様へお祈りをする
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地上へ戻って手にしたものが与えた物だから大切にしてね
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わらしべを手に入れる ※稲のわらの芯の事
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わらしべで虫を捕まえる。それを欲しがる子がいたので、みかん3個をGET!
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のどがかわいているお姫様を発見。
みかん3個をあげる。
お礼に布3枚をGET!
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死んでしまった馬の処分にこまるお侍さんの家来を発見。
馬を処分してあげると言い馬を引き取り、つでに布1枚上げる。
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「馬生き返れぇ!」
とお祈りをすると、馬生き返る。
↓
引っ越しで大忙しのするお屋敷を発見。
この馬を使いますか?
と差し出す。
代わりに田んぼGET!
そしてそこで住み込みで働けることに!
就職先と寝床をGET!
↓
屋敷の主人がかえってこない!
なので屋敷もGET!
ヒャッフー!
幸せな人生!!!
※助けたお姫様がお屋敷の娘だったりするお話もあるようで、バラバラなので、今回は私が見たお話を元に進めます。
ヒント1)素直
まずはこれ!とにかく素直!
貧乏男は観音様へお願いをし、おつげをいただきます。
「地上に戻って最初に手にしたものが、贈りものじゃ」
いざ、地上に戻った貧乏男。
転んだ拍子に手につかんでいた「わらしべ」を見つけた時に、
「これが、観音様の賜りものじゃ、ありがたや、ありがたや。」
と、観音様の教えを忘れず、しっかりと守っています。
「なんだこれ?邪魔」ポイ
とその辺に捨ててしまっても、なーんら不思議ではない。
このままで貧乏まっしぐら、もうどうにもならん!
という貧乏な男は腹をくくっています。
この教えを守ってしっかり行動するという素直な気持ちが成功への第一条件ですな!
ヒント2)感謝の気持ち
次はコレ!感謝の気持ち!
観音様にお祈り後、地上に戻ってずっこけたものの手にわらしべを発見する。
観音様のたまわりものじゃ~
ここで、ただの”わら”なんですが、
ありがたや、ありがたや、と感謝の気持ちを忘れていません。
だってわらですよ?ちょっと丈夫なわらです。
「なんだよ、これが賜りもの?ショッボ」ポイ
とその辺に捨ててしまってもなんーーーら不思議ではない。
次はみかん。
「なんでぇ…みかんにしかならんのけぇ」
と落ち込んでも不思議ではない。
それでも
「ただのわらしべがみかん3個になった。ありがたや。ありがたや。」
と感謝の気持ちを忘れません。
その後、布→馬→田んぼ→屋敷とグレードアップしても
「観音様の賜りものじゃ。ありがたや、ありがたや」と感謝の気持ちを表しています。
現在物質界において、当たり前にある物への感謝は忘れがちですが、感謝の気持ちを忘れないってのは最強なんだなと思わせてくれますね。
これは昔よりも豊かさあふれている現在へのメッセージとも取れます!
足りないことはない、豊かさであふれているのに、比較、比較、比較!
持っている人と比べてしまう。
悪いところばかりを探す。これではいけないですよね。
今、身の回りにあるもの、これらへの感謝の気持ちを忘れてはいけないんだなぁ。
今これを見ているデバイス。
今着ている服。
今これを見ている目。
朝食べたご飯。
口へ運んだお箸。
運ぶ為に動かした手。
味を感じる舌。
かむための歯。
これらがあることを忘れてしまっている。
はぁ~~ありがたや、ありがたやぁ~
ヒント3)先に与える
最後はコチラ!先に与えている!
ここが意外に大事なところだったりするのでは、と思いました。
わらしべ長者=ラッキボーイみたいなイメージありましたし。
しかし、この貧乏な男、ただのラッキーボーイではありません!
すべての物を、損得勘定抜きにして先に与えています。
わらしべにて虫を捕まえた時も、みかんが貰えるとわかっていたからあげた訳ではありません。
欲しがるからあげたんです。
結果、みかんを3個もらえたのです。
のどが渇いていたお姫様へも、布がもらえそうだからみかんを差し出したのではありません。
みかんがあれば喉を潤してあげられるだろうと考え、あげたのです。
結果、上等な布をもらえたのです。
お引越ししている館でも、田んぼがもらえそうだから、馬をあげたのではありません。
馬を使えば、引っ越しが楽になるだろうと考え、提案し、あげたのです。
結果、田んぼが貰えたのです。
かけひきなしに、まずは相手の事を考える事。
その結果、それ以上のものが返ってくる。
これが大事なんだなと考えさせられますよね~。
この考えってすごい重要で、損得勘定ばかり考えて動いていたのではきっとこの貧乏な男わらしべを抱えたままだったでしょう。
「こ、このわらしべはきっと魔法のわらしべなのじゃああぁ~~~~」
何も起きずそのままの終了。
~Fin.~
みたいな。
お金≠豊かさは、相手の事を考え、行動し満足させたかの結果であり、このベストなタイミングにベストな対応をした貧乏男が素晴らしい対応をしたんですよねぇ。
まとめ
子どもへ”気づき”をあたえる昔話。童話。
実は小さい頃の心を忘れてしまった大人へのメッセージも含まれているのでは?と思わずにはいられません。
小さい頃には理解できない事があっても、大人になってからみると大事なことって詰まってるもんですね。
「いやいや、関係あるわけないやんけ!」
という声が聞こえてきそうですが、どう感じるかはその人次第です、とおもいます。
お子さんに読み聞かせながら、自分も学べる、これ、最強じゃないですか?
少しでも参考になれば幸いです。
では!