積み上げた習慣を崩壊させるあなたの中に潜む恐ろしきモンスターとは?
どこでも良い効果その恐ろしい
日々目標に向かって進んでいるあなた。
自分が成し遂げたいことに突き進もうとするあなた。
そんなあなたの中に「モンスター」がいます。
その「モンスター」とは…「どうでもいいや」と思わせることです。
今回は「どうでもいい効果」についてお話していきます。
1.どうでもいい効果
研究によりこんなことがわかっています。
ダイエットのため、いつも我慢しているのにも関わらず、カロリーの高いお菓子などをほんの少し食べてしまった人がいます。
そこで終わりにすれば良いにもかかわらず、その後にもっとお菓子を食べてしまうということがわかっています。
この現象を「どうでもいいや効果」といいます。
他にも酒を飲む学生たちにお酒飲んだ後のことを記録してもらいます。
お酒を飲み過ぎた次の日にヒドイ二日酔い…。
もうお酒は飲まない…!
しかし、またお酒を飲み過ぎてしまうと言うになってしまうということがわかっています。
これ誰しも経験したことあるんじゃないでしょうか。
こいつらは私たちにある感情が芽生えた時に一気に大きくなり攻撃してきます。
あーあ食べちゃった……
もう終わりださぁ……
あーあ飲んじゃった……
飲まないって決めたのに……
あーあー吸っちゃった……
もうタバコやめるって決めたのに……
ズンズンズン……
ええやんけ……
ストレス解消のためにじゃんじゃんやっちゃおうぜ……!相棒……!
その感情とは「自己嫌悪」「罪悪感」です。
ダイエットしてる人は「あーお菓子を食べないようにしていたのに」と思います。
自分のことを「なんてだめなやつなんだ」「なんて意思の弱い奴なんだ」と思います。
その瞬間!
「どうでもいいやモンスター」は心で芽生えた「自己嫌悪」を吸収し一気に巨大化。
もうどうしようもねぇーからジャンジャンやっちまえよ!
と破滅型パリピの短期の思考に切り替えます。
これじゃ成功してられないですね。
2.撃退方法
じゃあこいつらへの効果的な攻撃方法とは?
対処方法とは?
それは…「慰め」です。
「( ゚Д゚)ハァ?自分のこと慰めてどうするんじゃい!」
「自分に甘いからその効果が起きたんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが
これも研究によりわかっています。
集まってもらった人たちはダイエット中です。
その人たちにカロリーの高いお菓子をお水と一緒に食べてもらいます。
水を一緒に飲むのはお腹ふくれさせるためです。
そしてAグループの方にはこのお菓子を食べてお腹が結構膨らみやすいので罪悪感を感じたり、自己嫌悪になったりする人もいるかもしれませんが気にしすぎないでくださいね、と言う。
Bグループには何も言わない。
そしてその後さらにお菓子のバケツを3つ用意して食べたい方は好きなだけ食べてくださいと出してあげました。
(それにしてもヒドイ実験だな…)
そうするとどうなったか?
慰めの声をかけてもらったAグループは食べる量が少なくなりました。
慰めの声がなかったBグループはより多く食べていたということがわかりました。
なぐさめるなんて意味ねーよ!と思われるかもしれません。
甘いよ甘いよ!と思われるかもしれません。
しかし、どうでもいい効果は「どうでも良いスパイラル」を招きかねない恐ろしいモンスターです。
「自己嫌悪」は恐ろしい感情だと気づきましょう。
そして、慰めによりその傷をいやしてあげる、ことがハイパー大切ってことです。
だってぇ。人間だものぉ。
ダイエット中、お菓子食べちゃうこともあるって。
仕方ないって。
しゃーない、次から頑張ろう。
ってことです。
なにが怖いか?
どうでもいい効果によりそれまで頑張ってきた習慣を放り投げて諦めちゃうこと。
それがなによりもったいない。
ちょっとくらい失敗することは誰でもある。
ダメなのはそれが原因で今まで積み上げてきたものを崩壊させてしまうことです。
この心の動きを知っておくだけで、いざやってしまったときに
「あっ!この気持ちは!どうでもいいと思っているゾ!」
と思えるのです。
気付けるのです。
まとめ
日々目標に向かっていく間、成し遂げようとするしていく間。
ほんの少し位も決めたこと以外のことをしてしまうこともあるでしょう。
それは仕方がないことだと思います。
そこで自分を責め自己嫌悪して罪悪感感じ自己嫌悪することが何よりも自分に悪いと覚えてください。
それだけで結果的には早く目標の場所へたどり着けるでしょう。
では!