第4章 大学生編① クソみじめ貧乏
インターネットビジネスで稼ぐぞ!と決意するまで~第4章~
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【大学生編①】大クソみじめ貧乏
高校生の時に「心理学」というものにものすごく興味を持ち、心理学を学べる大学へ入学する事になりました。
工業高校からなので、AO入試という面接と作文だけのなんとも簡単な方法で晴れて(?)大学生となりました。
今思えば大学入学なんてやめておけば良かったのかなとも思いますが…
ここから更に心が思いッ切り崩壊します。
ここで、当然僕の家は貧乏だったので、奨学金を借りる事になったのですが、
奨学金 + 僕のお金3万円で授業料を払うという取り決めになりました。
親は「家賃だと思えば安いもんでしょ」と言っていましたが…
大学1年生なので、高校生と同じ位の時間授業を受けながら、終わり次第すぐ帰ってバイトに向かう日々。
土日のどちらかをバイトでつぶしてなんとか、なんとか6万程度稼いでいましたが、それがすぐに3万円無くなる日々…
一体僕はなんのために生きているんだろう
思いました。
自分で勉強したくて入学した大学ですが、日々の疲れで満足に授業を受ける事ができません。
土日のどちらかをつぶしてまで得たお金は半額以上があっという間に無くなる…
そして携帯代も自分で払っていましたから、
もう1万ちょっとしか残らないんですよね。
そりゃあ意味わかりませんよ。
そして、当時付き合っていた彼女は、高校卒業後、働きだし、ボーナスの払いも良かったのですごい潤ってたんですよね。
自分の車も自分でローンを組んで買って、好きな服を買って、食べたいものもある程度我慢せずに注文できて…
なのに自分は月に1万円位しか自由に使えるお金がない。
もう劣等感の塊ですよ。
みじめで情けなくてでもどうしようもなくていつも暗い気持ちで。
その彼女に対して、お金の文句。
もう、お金に対する恨みしかないんですよね。
世の中は結局金。
金なんか誰が作ったんだ。
なんで金持ちがいるんだ、不公平だ。
なんのために生きているんだ、金のためか?
なんであんなアホみたいなやつがお金持っているんだ。
なんであの金持ちはあんな偉そうなんだ。
怒られました。
「お金のことばっかり気にしてないで楽しく過ごしたいよ」
当然ですよね。
今でも強烈に覚えている悔しい出来事があります。
アルバイト中にとある奴がブーンと入ってきました。
※こいつは本当に憎たらしいのでお客さんとはいいません。
よく来るお得意さんですね。
※ト〇タのなんかの役員でした。
その後、そいつが車からおりて来てこう言いました。
「車のボディを拭いてくれ」
「洗車ですか?」
「違う。ほこりを拭いてくれ。」
「当店ではそういうサービスはやっていないので…」
とやんわりお断りすると…
「お前らみたいな下請けは上のいう事をハイハイ返事してやっていればいいんだ!」
と怒鳴られました。
※要するに、お金も払わずに、車を綺麗にしろ、と言ってきたのです。普通ありえません。
なんでしょう、頭が、血が沸騰するという感覚でしょうか。
この感覚を小説に落とし込めた人は、この感覚を味わったからでしょう。
本当にバイトをクビになってもいいから思いっきりぶん殴ってやりたい程、横柄で偉そうでクソッったれな大人でした。
本当に、本当にむかつき過ぎて調べに調べて闇討ちでもしてやろうかレベルで頭に来ました。
お金持ちに対する嫌なイメージもこういう経験があったからでしょうか。
※今思えば、役職でふんぞり返ってるだけのクズですけどね…
その後怒りながら店長に確認しても
「車が傷ついちゃいますよ~とか言ってやんわり断るしかないよ~」
としか言ってくれないのです。
結局立場かよ!結局金かよ!!
と思いました。
明らかに、明らかに、本当に明らかに間違っているのに、間違っていると言えないのです!
おかしな世の中です!!
ただでさえ歪んでいた価値観が更にいびつになったできごとでした…
そして、大学卒業、就職活動の時期がきます。
続く…