第6章 社会人編① 社畜スタート
インターネットビジネスで稼ぐぞ!と決意するまで~第6章~
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【社会人編①】社畜人生スタートw
なんとか就職先を決め、無事社会人になりました。
安定した給料のために、IT企業に足を踏み入れる事になるのですが…
大学などでプログラミングを一切やっていなかったので、本当のズブの素人でした。
同期が6人いたのですが、経験者が3人いたので、焦っていました。
入社してすぐ、研修が始まりました。
そして渡される一冊の分厚い本。タウンページ位の厚さです。
人数分配られ、研修担当の人がこう言いました。
「これを読み進めて下さい。」
え?それだけ??
「わからなかったら自分で調べて、それでもわからなかったら聞きに来てください。」
こうして研修はスタートしました。
当然ズッブズブのド素人だったので、何が書いてあるかさっぱりわかりません。
googleで調べても、説明の意味がわかりません。
眠くなってしまいますが、当然眠れません。
研修は苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
その後…研修が終わって、すぐに配属され、仕事が始まりました。
プログラムはまだ組めないので、テスターというお仕事です。
テスターというのは、要は他の人が作ったプログラムを動かして悪いところがないかをひたすら確認するのですが…
配属後まもなく残業が始まり、9時過ぎまで残るのが当たり前になりました。
その当たり前は気付けば10時になり…
11時になり…
0時になり…
他の人たちは0時になるとあきらめて帰る、という状況が続いたのです。
そして休みも出勤する事が増え始め…そのまま客先まで行くことになり…
どうやらいきなり入れられたプロジェクトが超炎上プロジェクトだったようです。
客先はビルの40階とかだったので、ガラス張りの窓から下を見下ろす度に
「あー死んだ方が楽だー」
と思っていました。
2週間の予定で出発したものの、結局半年間東京で出張したままでした。
1カ月のうち休日は2日程度でした。
なんとか出張が終わり会社に戻ると、3カ月以上の出張は結局出向扱い(※)となり、
※要するに派遣で仕事に行く事です
毎日もらえるはずだった出張手当がなくなったのです。
もう意味のわからない事の連続でした。
働くのって、こんなに大変なの…?
こんなに理不尽なの?
単純に父親ってすごいな…
みんなこんな辛い思いしながら生きているの?
死んだ魚みたいな目をして過ごしていた事でしょう…
続く…