第7章 社会人編② 社畜の憤慨
インターネットビジネスで稼ぐぞ!と決意するまで~第7章~
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【社会人編②】社畜の爆発w
その後…
色々ありましたが、ずっと付き合っていた彼女と無事結婚しました。
そして、子供が生まれました。
僕は子供が生まれたらいっぱい子供の世話をして、子供との時間を大切にする父親になるぞ!
と決めていたのですが…
ですが…忙しさは何も変わらず…
子供が生まれても、夜中にしか帰れませんでした。
現実は非情でした。
やっと終わって疲れて帰っても、開けた扉の音で子供を起こしてしまう日もありました…
やっとの休みでも疲れ過ぎて体が起き上がらず…
始めての育児でまいってしまっている妻のサポートは全くできず…
なにをしても泣き止まない子供にまいってしまい、自分もストレスフルで、どうしようもなくて、涙がとまらない事もありました。
この頃やっていた仕事では、もう残業代が一切出ない時でした。
プロジェクトとして、予算を使い切ってしまったから、もう残業代は出ないよ、と部長から言われたのです。
でも、仕事はやらなくてはいけなくて…
車で帰りながら
「このまま車で木に突っ込んだら楽になれるかな」とかよくかんがえていました。
その後何とか一大決心をして、IT企業なのに「早く帰らせてくれ」というお願いをしました。
結構勇気がいりました。
上司のはからいで、なんとか、なんとか、
早く帰れるようになったのですが…
その後、とある出向の案件の話がありました。
それは、3カ月くらい、もしくはそれ以上、東京に行ってくれという事でした。
僕は、状況が状況なので、お断りしました。
そうすると…直属の上司から話があると言われました。
要は、直属の上司が部長から「会社の状況が状況なのに、断るなんてわかっているんだろうな」と言われた、という話しをされました。
会社は数字が悪く、右肩下がりを続けていました。
それでも、小さい子供を置いて出張なんて行きたくなったので断ったら、簡単に言えばクビにするぞという脅しをかけてきたのです。
これには本当に怒りで体が震えました。
顔に思いっきり出ていたのでしょう。
直属の上司に「言いに行くなよ」と釘を刺されて程でした。
色々ありましたが、ズブの素人でしたが、物凄く優秀という訳ではありませんでしたが、
入社してから一生懸命やってきました。
どんなに残業があっても、逃げ出さず、倒れず、最後までやり通していました。
少しずつ仕事も覚えて、後輩の面倒も見ました。
誇れるほどではないにしろ、それなりに、でも一生懸命やってきたんです。
それなのに、それなのに、たった、たった、一つの仕事を、小さい子供がいるのに、こういう状況なのに、
1ミリも理解を示さず「わかっているんだろうな」という言葉に、僕の中の我慢が限界を超えた瞬間でした。
そしてその後転職…
続く…